2015.04.24 Friday
私はいつも小さな喜びを見つけることができるから、幸せだと思う。
桜はあっという間に葉桜になり、
次はハナミズキが満開だ。
このフワフワと舞う花が、私は桜の花の次の楽しみだったりする。
だから桜が散りだしても、ハナミズキの蕾をみると
「さあ、次は私よ。だからさびしがらないで。」
と言っているような気がして、
ああ、よかったと思うのだ。
今年の春はよく花見をした。(酒盛りという意味ではなく・・)
満足いく限り、よく歩き、よく春を探し、春の元気を分けてもらった。
そして今は、ハナミズキの花をみて幸福な気持ちになるし、
だから、私は今とても元気だ。
久しぶりにブログを開くと、
書きたいことが溢れて、なにを話そうかと思うけれど。
東急のフリーペーパー(タウン情報誌)として毎月発行される「SALUS(サルース)」
東急電鉄を使うひとなら、一度は気になったことがあると思う。
毎号、東急沿線のそれぞれの駅がピックアップされ、
彩り豊かな写真が表紙を飾る。
昔、私が自由が丘のフリーペーパーのデザイナーをやっていたとき、
時々デザインの参考にともらい出したことがきっかけで、
毎日電車を使わない今も、SALUSのラックに目が留まれば
私はそれを決まって受け取る。
その中で毎号私が楽しみにしていたページは
コピーライターの岩崎俊一さんが書く
エッセイ「大人の迷子たち」だ。
1000文字ほどの文章に、毎回ほろりときたり、
ちょっと考えさせられたりする。
いつも数分の電車の時をとても豊かにしてくれる
そんなお話が詰まっていた。
しかし、今年に入って、いくらサルースを手にとっても
岩崎さんのエッセイのページを見ることができない。
ちょっとお休みなのかなと思いながら、
今月、さすがにおかしいと思って検索した。
昨年末、他界されていた。
確か年始まで展覧会をされていたはずなのに・・。
(去年の記事にはその展示が間近であるということと、喜びを伝えていた、と思う。)
パンっと胸を打たれるような衝動が起き、いてもたっても居られず、
これも最近、昨年に発行されたエッセイ集「大人の迷子たち」を
何件か本屋を探し、買い求めた。
たくさんの心温かいコピーを世に残してきた岩崎さんだからこそ書ける
ショートストーリー集。
ああ、岩崎さんは父と同じ歳だ、
と今気が付いた。
時々昭和30年代の記憶を辿るその話は、
父の歩んできた道をみるようだ。
すぐ読めてしまうのだけれど、
それはとてもとても、もったいない。
最近、毎日楽しみに一話ずつ読んで、
私の心の「喜び」にしている。
http://www.club-willbe.jp/interview/iwasaki141024/iwasaki1024a.html
(たくさんの気付きをありがとうございました。1ファンとして心からご冥福をお祈り申し上げます。)
毎号、東急沿線のそれぞれの駅がピックアップされ、
彩り豊かな写真が表紙を飾る。
昔、私が自由が丘のフリーペーパーのデザイナーをやっていたとき、
時々デザインの参考にともらい出したことがきっかけで、
毎日電車を使わない今も、SALUSのラックに目が留まれば
私はそれを決まって受け取る。
その中で毎号私が楽しみにしていたページは
コピーライターの岩崎俊一さんが書く
エッセイ「大人の迷子たち」だ。
1000文字ほどの文章に、毎回ほろりときたり、
ちょっと考えさせられたりする。
いつも数分の電車の時をとても豊かにしてくれる
そんなお話が詰まっていた。
しかし、今年に入って、いくらサルースを手にとっても
岩崎さんのエッセイのページを見ることができない。
ちょっとお休みなのかなと思いながら、
今月、さすがにおかしいと思って検索した。
昨年末、他界されていた。
確か年始まで展覧会をされていたはずなのに・・。
(去年の記事にはその展示が間近であるということと、喜びを伝えていた、と思う。)
パンっと胸を打たれるような衝動が起き、いてもたっても居られず、
これも最近、昨年に発行されたエッセイ集「大人の迷子たち」を
何件か本屋を探し、買い求めた。
たくさんの心温かいコピーを世に残してきた岩崎さんだからこそ書ける
ショートストーリー集。
ああ、岩崎さんは父と同じ歳だ、
と今気が付いた。
時々昭和30年代の記憶を辿るその話は、
父の歩んできた道をみるようだ。
すぐ読めてしまうのだけれど、
それはとてもとても、もったいない。
最近、毎日楽しみに一話ずつ読んで、
私の心の「喜び」にしている。
http://www.club-willbe.jp/interview/iwasaki141024/iwasaki1024a.html
(たくさんの気付きをありがとうございました。1ファンとして心からご冥福をお祈り申し上げます。)